2021年7月30日に、一般社団法人 日本クレジット協会から2020年のクレジット統計が発行されました。
日本クレジット統計は、クレジット産業の実態を把握するため日本クレジット協会(JCA)と(株)CIC(割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を会員とする信用情報機関)の協力を得て取りまとめているクレジット業界の「市場規模統計」と、」一部JCA会員の協力を得て取りまとめている「利用動向統計」や「クレジットカード不正利用被害統計」のほか、参考資料として消費者新王に係る他機関、他団体の統計資料や諸外国のキャッシュレス(カード決済)に関する統計などをまとめて年に一度発刊しているものです。
目次
クレジットカードショッピングの信用供与額は微増

2020年のクレジットカードショッピングの信用供与額は2019年に比べると、約1.4億円の微増となりました。
政府のキャッシュレス推進によってこの5年程度右肩上がりに増えてはいますが、一段落した感じになります。
新規入会申込みは減少

2019年に大幅にクレジットカードの新規入会を増やしましたが、その反動からか2020年は大きく新規入会を減らしています。
ただ解約件数も減っていて、総契約数自体は微増している結果になっています。
キャッシュレス決済が利用できる店舗やサービスも格段に増えてきているので、今まで現金払いだった方がそろそろ申込もうかと考えると、まだまだ伸びていく余地はありそうです。