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乾性フケと脂性フケの違い・見分け方|色・大きさ・ベタつきで確認する目安

乾性フケと脂性フケの違いを、色・大きさ・ベタつき・付着のしかたで比較。見た目だけでは原因を判断できない理由、無理にはがさず観察するポイント、洗髪の見直し方、皮膚科に相談したい症状を図解します

監修: 岡本伴子
公開情報を整理
乾性フケと脂性フケの違い・見分け方|色・大きさ・ベタつきで確認する目安

この記事の確認ポイント

  • 乾性フケと脂性フケの違い・見分け方|色・大きさ・ベタつきで確認する目安の基本を確認する
  • 手順・条件・注意点を整理する
  • 公式情報で最新状況を確認する
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白く細かく、肩にパラパラ落ちるフケは「乾性フケ」、しっとりして髪や頭皮に付着しやすいフケは「脂性フケ」と説明されます。

違いを見るときは、色だけでなく、大きさ・湿り気・付着のしかたを合わせて確認するのがポイントです。

ただし、これは見た目の特徴を整理する目安で、原因や病名を診断する方法ではありません。

白いフケでも乾燥だけが原因とは限らず、脂性に見えるフケがすべて脂漏性皮膚炎というわけでもありません。

この記事では、主に成人のフケを想定して「違いを知る」「状態を記録する」「ケアや受診につなげる」の順に解説します。

強いかゆみ、赤み、痛み、じゅくじゅく、目立つ脱毛がある場合は、タイプ分けより皮膚科への相談を優先してください。

かゆみ全体の原因を整理したい方は、シャンプーしても頭皮がかゆい原因と対処法も参考にできます。

動画でも解説していますので参考にして見てください。

乾性フケと脂性フケの違いを比較表で確認する

フケは、頭皮からはがれ落ちた角質片です。

目立つフケは、乾いているか、皮脂を含んでしっとりしているかで、乾性・脂性と説明されることがあります。

ロート製薬のフケ解説第一三共ヘルスケアの症状解説をもとに、観察の目安をまとめました。

見るポイント乾性フケにみられる傾向脂性フケにみられる傾向
白っぽい白〜黄みがかった白
大きさ・形細かい粉や薄い小片のように見える比較的大きい、まとまりのある小片に見える
湿り気乾いてカサカサしているしっとりし、ベタついて見える
付着のしかたパラパラ落ち、肩などで気づきやすい髪の根元や頭皮に付着して気づきやすい
見直す習慣の例洗いすぎ、刺激の強い洗い方、乾燥する環境頭皮まで洗えているか、すすぎ残し、整髪料の残り

乾性フケと脂性フケの色・質感・付着のしかたを比べる模式図

比較画像は特徴を説明するAI生成の模式図で、患者の写真ではありません。表も画像も診断には使えません。

「白いなら乾性」「黄色いなら脂性」と色だけで決めないでください。

脂性フケも白く見えることがあり、照明やヘアケア製品の付着によっても見え方は変わります

見分ける前に知っておきたい|乾性・脂性は病名ではない

乾いたフケでも、乾燥だけが原因とは限らない

「乾性フケ」はフケの状態を表す説明であり、乾燥による皮むけかどうかを確定する言葉ではありません。

米国皮膚科学会(AAD)は、頭皮の乾燥とフケは似た見え方をするため、区別が難しい場合があると説明しています。頭皮の乾燥とほかの疾患の違い(AAD)

そのため、粉のように細かく見えても、「保湿さえすればよい」「シャンプーをやめればよい」と結論づけないことが大切です。

脂性フケと脂漏性皮膚炎を同じ意味で使わない

脂漏性皮膚炎では頭皮などに炎症や皮むけが生じますが、その鱗屑(りんせつ:はがれた角質)は乾いて見えることも、脂っぽく見えることもあります。

頭皮以外に眉や耳の周囲、鼻のわきなどに症状が出る場合もあります。脂漏性皮膚炎の概要(AAD)

「乾性に見えるから炎症はない」「脂性に見えるから脂漏性皮膚炎だ」とは判断できません。

乾癬やかぶれなどでもフケのような皮むけがみられるため、赤みや痛み、続く症状も一緒に確認しましょう

フケを無理にはがさず確認する3つのポイント

目的は自分で診断することではなく、どのような状態かを把握し、必要なら医療機関に伝えられるようにすることです。

爪でこすったり、ブラシでかき出したりして確認する必要はありません。

フケの見た目・頭皮の状態・変化した時期を確認する3項目の図解

1. 色・大きさ・付着のしかたを見る

自然に落ちたフケや、髪をそっと分けて見える範囲を観察します。

「白い小片が肩に落ちる」「根元にまとまって付いている」のように、そのままの言葉で記録してください。

取れにくいものを引っ張ってはがすのは避けましょう。

写真を残す場合は、できるだけ同じ照明・距離で撮ると変化を比べやすくなります。ただし、写真だけで原因を判断することはできません。

2. 頭皮の赤み・痛み・かゆみも確認する

フケの形より先に、傷、じゅくじゅく、強いかゆみ、痛み、脱毛がないかを確認します。

眉や耳の周囲にも皮むけがあるなど、頭皮以外の変化があれば合わせて記録しましょう。

3. いつから、何を変えたあとに気づいたかを整理する

新しいシャンプー、ヘアカラー、整髪料の使用時期、洗い方や洗う回数を変えた時期を振り返ります。

使用後に症状が出ても、その製品が原因だと自分で断定せず、関連しそうな情報として伝えてください。

記録の例 :気づいた日/フケが付く場所/乾いた小片か、しっとりした塊か/かゆみ・赤み・痛みの有無/最近変えた製品/続いている期間。

分からない項目は「分からない」のままで構いません

ケアは「乾性用・脂性用」と決めつけず、洗髪習慣から見直す

乾燥感・ベタつき・強い症状があるときのケアと相談の目安

乾燥感が気になる場合は、洗いすぎや刺激を確認する

洗う回数を急に増やしていないか、熱いお湯を使っていないか、爪を立てて洗っていないかを確認します。

洗髪後につっぱる、ヒリつく場合も、使用中の製品や洗い方を振り返る手がかりになります。

乾燥感だけを根拠に洗髪を中止したり、頭皮に油や複数の保湿製品を重ねたりする前に、使用方法と刺激の有無を確認してください。

症状が続く場合は、製品を次々に替えるより相談を優先します。

ベタつきが気になる場合は、頭皮まで洗えているかを確認する

髪の表面だけでなく、頭皮まで予洗いできているか、シャンプーが一部に偏っていないか、整髪料やすすぎ残しがないかを見直します。

指の腹でやさしく洗い、髪を分けながらすすぎましょう。

ベタつきを取ろうと、同じ場所を何度もこすったり、

洗浄力だけを重視して製品を選んだりする必要はありません。

洗い方の基本は、花王のシャンプー方法の解説も参考になります。

両方に見える、よく分からない場合も無理に分類しない

細かいフケとベタつきが一緒に気になる場合などは、どちらか一方に当てはめなくて構いません。

タイプ名より、症状の強さ・期間・使用中の製品を整理するほうが相談時に役立ちます。

洗う頻度やシャンプーの使用量を全員共通の数字で決めず、製品表示や医療機関の指示を優先してください。フケへの対処と製品表示の確認(AAD)

「フケだけ」と考えず、皮膚科へ相談したい状態

次のような場合は、乾性・脂性の分類やシャンプー選びだけで様子を見続けないでください。

  • かゆみが強い、眠りや日常生活に支障がある
  • 赤み、痛み、腫れ、出血、じゅくじゅくがある
  • 厚い皮むけやかさぶたが目立つ、範囲が広がる
  • 抜け毛が急に増えた、部分的に毛が抜けている
  • 洗髪習慣を見直しても改善しない、繰り返す
  • 新しい製品の使用後に急に症状が出た、悪化した

フケに似た皮むけでも、脂漏性皮膚炎、乾癬、接触皮膚炎など、確認すべき原因は複数あります。

見た目だけでは区別しにくいことがあるため、症状に合った診察が必要です。頭皮の皮むけについてのAAD解説

新しい製品の後にかゆみや赤みが出た場合は、慣れるまで使い続けず、その製品の使用を中止し、製品名や使用時期を伝えてください。

原因が特定できない場合も医療機関へ相談できます。ヘアケア製品と頭皮のかゆみ(AAD)

シャンプーはフケの見た目だけで選ばない

フケの見た目は、商品を自動的に決めるための判定表ではありません。

「脂性だから強い洗浄力」「乾性だから保湿成分が多ければよい」と単純化せず、次を確認しましょう。

  • 製品に表示された使用目的・使い方・注意事項
  • 使用中や使用後に刺激を感じないか
  • 頭皮の症状が続いていないか

フケに対応する製品でも、使用量や頻度、洗い流すまでの扱いは製品ごとに異なります。

海外の解説に出てくる成分や使用回数を、日本で使う製品へそのまま当てはめないでください。

症状が落ち着き、商品を選び直す段階では、頭皮のかゆみが気になる人向けシャンプーの比較も参考にできます。

ただし、赤みや強いかゆみがある場合は、商品選びより原因の確認を優先しましょう。

この記事では特定商品の効果や適合性を判定していません

FAQ

よくある質問

Q. 白く細かいフケなら乾性フケと考えてよいですか?

乾性フケによくみられる特徴ですが、色や大きさだけでは原因を判断できません。脂漏性皮膚炎などでも乾いた皮むけがみられることがあります。赤み、かゆみの強さ、症状が続いている期間も確認してください。

Q. 脂性フケと脂漏性皮膚炎は同じですか?

同じ意味ではありません。脂性フケはフケの質感を表す説明で、脂漏性皮膚炎は炎症を伴う皮膚の病気です。フケが脂っぽく見えるだけでは診断できません。

Q. 毎日洗っていてもフケが出るのはなぜですか?

フケは汚れだけで生じるものではありません。洗いすぎによる乾燥や刺激、すすぎ残し、皮膚の病気など、複数の理由が考えられます。洗う回数だけで判断せず、方法や症状を確認しましょう。

Q. 乾いたフケとベタつきが両方あるときは?

どちらかに無理に分類する必要はありません。いつ、どこに、どのようなフケが出るかと、赤みや痛みの有無を記録してください。状態が分からないままケアを増やさず、続く場合は皮膚科へ相談しましょう。

Q. 保湿をすれば乾性フケは治りますか?

乾いて見えるフケでも、乾燥だけが原因とは限りません。保湿だけで治ると判断せず、洗い方と使用製品を振り返り、症状が続く場合は原因を確認してください。

Q. 何日続いたら受診すべきですか?

すべての人に共通する待機日数はありません。強いかゆみ、赤み、痛み、じゅくじゅく、脱毛などがあれば早めに相談してください。軽く見えても、改善しない・繰り返す場合は受診を検討しましょう。

Summary

まとめ

まとめ|違いは目安として使い、症状と経過を一緒に見る

乾性フケは乾いた細かい小片、脂性フケはしっとりして付着しやすい小片として説明されます。ただし、色・大きさ・ベタつきだけでは、原因や病名は分かりません。

無理にはがさず観察し、洗い方や最近変えた製品を振り返りましょう。強い症状や長引くフケは、セルフケアだけで判断しないことが大切です。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療の代わりにはなりません。図解は説明用のAI生成画像です

Supervisor

この記事の監修者
岡本伴子
監修者

日本化粧品検定協会 日本化粧品検定1・2級取得

岡本伴子

日本化粧品検定協会 日本化粧品検定1・2級取得 JCLA認定コスメコンシェルジュ 化粧品販売会社、WEBメディア運営会社勤務後、フリーで美容記事多数執筆。成分からコスメを探すのが得意。美容医療にもチャレンジ検討中。

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References

参考資料

資料確認日:2026年8月31日。メーカーの解説は一般的な特徴や使用方法の確認に用い、個別商品の治療効果の根拠としては扱っていません

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