結婚・離婚したときクレジットカードで必要な手続き❗️名義・クレヒス・審査はどうなる?

結婚や離婚などのライフイベントにおいて、必要となってくるのが姓の変更です。
もちろん、クレジットカードも手続きが必要になります。
結婚・離婚したときのクレジットカードの名義変更手続きなどについて解説していきます。

事前にこの記事で予習して効率良く終わらせよう!
結婚・離婚したときにカード手続きは必要なの?


変更手続きについて、たとえば楽天カードの利用規約には、以下のように記載されています。
会員は、当社に届け出た氏名、住所、勤務先、連絡先、メールアドレス、支払口座、暗証番号、年収、債務、家族会員等の情報に変更が生じた場合は、遅滞なく当社所定の方法により届け出るものとします。
前項の届出を怠ったために当社からの通知、送付書類その他のものが延着しまたは到着しなかった場合は、通常到着すべきときに会員に到着したものとみなします。
ただし、前項の変更の届出を行わなかったことについて、やむを得ない事情がある場合は、この限りでありません。
簡単にいうと、以下のことが書かれていますので、速やかに変更手続きをした方がよいでしょう。
- 氏名、住所、勤務先、連絡先、メールアドレス、支払口座などが変わったら、連絡してください。
- やむを得ない事情がある場合は別として、届け出をしなかったために書類などがお手元に届かなくても、届いたことにしてしまいますよ。



手続きはどうしても必要!早く終わらせてしまおう!
結婚したときのクレジットカード手続き


まず、結婚した場合のクレジットカード手続きについて見ていきましょう。
旧姓のクレジットカードを使用するデメリット
そもそも、旧姓のクレジットカードを使用しない方がいい理由はなんでしょうか。主な理由を3つご紹介します。
①クレジットカードが更新時にカードが届かない可能性がある
クレジットカードは、数年経過すると新しいカードに更新されます。
新しいカードは、古いカードの有効期限が切れる前に自宅宛に郵送されるケースが多いです。
もしこのとき、カード会社の登録が結婚前の住所や氏名だった場合、結婚後の住所もしくは氏名と合わないため、一度カード会社に戻ってしまう可能性が高いです。
②海外旅行で使用できない可能性が高い
ハネムーンで海外に行く方も多いと思います。
海外で旧姓のクレジットカードを使用した場合、一緒にパスポートの提示を求められるシーンでカードが利用できない可能性が高くなってしまいます。
とくに、ホテルでの宿泊時は要注意です。
海外でのクレジットカードは身分証明書のような役割をするので、ホテルでの宿泊時、パスポートと一緒にクレジットカードの提示も求められることが多いです。
そのときに、パスポートは新姓、クレジットカードは旧姓だと、名前が一致しません。
海外旅行をする予定のある方は、とくにしっかりと変更手続きを行なっておきましょう。
③クレジットカードの支払いが遅延することがある
銀行口座を新姓に変更したあとに、クレジットカードの名義変更や口座変更手続きを忘れると、名義が一致しなくなるため、カードの引き落とし日に引き落としができないことがあります。
すると、クレジットカードの使用は一時停止になり、正常に支払いできるようになるまでの遅延損害金がかかってしまいます。
銀行口座変更とカードの情報変更は、忘れないよう一気に行うのがオススメです。
独身時代のクレジットカードに必要な手続きとは


では実際に、結婚したときに必要なクレジットカードの手続きについて解説していきましょう。
事前準備:身分証明書の名義変更・銀行での名義変更手続き
まず、結婚したら速やかに行っておくべき手続きについてご説明します。
クレジットカード手続きの前に、この順序で各書類の手続きを済ませておくと、効率よく変更ができます。



手続きの順番がポイントだよ♪
①住民票の変更
結婚を機に住所が変わる方は、転出・転入手続きをして、住民票を新しい内容に変更する必要があります。
元いた地域であらかじめ転出届をもらい、婚姻届を出すと同時に、転出届・転入届を提出します。
その場で新しい住民票に変えることができますので、役所に行く手間を省きたい方にオススメです。
住民票を変更すると、マイナンバーカードや、国民健康保険証、国民保険などの名義変更・住所変更も案内されると思いますので、案内にしたがって手続きするとよいでしょう。
②身分証の変更
次に、身分証の名義変更や住所変更をします。
- 運転免許証:住所地の警察署に住民票を持参すると変更できます。
- 健康保険証:国民健康保険の場合は区役所で手続きし、社会保険ならば会社の総務担当者に連絡して名義変更などの手続きをしてもらいましょう。
- パスポート:新姓のパスポートを新規発行することになるため、少し手間と時間がかかります。パスポートと戸籍謄本、パスポート用写真などを持って、地域のパスポートセンターに行って手続きをします。
申請から新しいパスポートの受領までには6営業日かかりますので、時間に余裕を持って申請するのがオススメです。
③銀行口座の変更
新しい身分証が入手できたら、次は銀行口座の変更をします。
銀行印と身分証、通帳やカードを持って銀行の窓口へ行き、名義や住所の変更をします。
ネット銀行の場合は、公式サイト上の案内にしたがって、変更手続きを案内してもらいましょう。
銀行の混み具合にもよりますが、手続きには20~30分程かかります。会社のお昼休み中に済ませたい場合は、先に申込用紙だけをもらい自宅で埋めてから、再度銀行に行くと時間を短縮できますよ。
クレジットカードの変更手続き
いよいよ、クレジットカードの変更手続きです。
主に、名義変更、住所変更、電話番号変更、銀行口座変更が必要となります。
人によって変更手続きが異なりますので、下記のチャートを参考にしてみてください。
- 姓を変えた、引っ越した、電話を新しくした
→名義変更、住所変更、電話番号変更、銀行口座変更 が必要! - 姓を変えた、住所や電話番号はそのまま
→名義変更、銀行口座変更 が必要! - 姓はそのまま、引っ越しはした
→住所変更 が必要!
実は、どの変更手続きも同時に行なうことが可能です。
利用しているカード会社の公式サイトにアクセスし、名義変更などの手続き方法を検索してください。
サイト上での変更手続きだけで済むカード会社もあります。
事前準備こそ面倒ですが、クレジットカードの変更手続き自体はとても簡単です。速やかに終わらせてしまいましょう。
カードの手続き後には、携帯電話の変更手続きも忘れずに!
クレジットカードの変更手続き後には、スマホや携帯電話の変更手続きもするのをオススメします。
この手続きは意外に忘れがちですが、携帯電話料金が引き落とされないと、携帯電話が止まってしまいますので要注意です。
新しいクレジットカードが届いたら、携帯電話会社の店舗に行って変更手続きをするようにしてください。
結婚時のカード手続きにまつわる疑問


結婚時のクレジットカード手続きでよく出てくる疑問について解説していきます。
結婚したら旧姓でのクレヒスはどうなる?
結婚したら新しい名前になるので、今までのクレヒス(クレジットヒストリー)が一新されるのでは?と期待する方もいるかと思います。
ですが、残念ながらクレヒスは新姓になっても引き継がれます。
名前や住所が変わっても同一人物と特定できる理由は、クレヒスを管理している信用情報機関には、住所や氏名だけでなく、生年月日や身分証明書の発行番号なども管理されているからです。
複数の個人情報から個人を特定することができるので、住所や姓が変わっても、あなただとわかってしまうんですね。
結婚を機に退職して専業主婦になったらカードは使えなくなる?
専業主婦になると収入がなくなるため、カードが使えなくなるのでは…と心配される方もいると思いますが、カードの利用自体は、そのまま継続することができます。
ただ、収入がゼロになるため、キャッシング枠やリボ枠、ショッピング枠の減額が行なわれる可能性があります。
限度額が大きく減ってしまった方は、後述する家族カードの利用も検討してはいかがでしょうか。
名義変更したらカード番号も変わる?
これは、カード会社によって異なります。
名義変更によってカード番号が変わる可能性はあると思っておいた方がいいでしょう。
インターネットショッピングサイトや、Apple Payなどにカード番号を登録している方は、新しいカードが届き次第、名義やカード番号を変更するようにしてください。
結婚してから作れるカード:家族カード
結婚するとメリットが1つあります。それは「家族カード」を作れるようになることです。
家族カードとは、夫が契約しているクレジットカード会社から発行される、家族専用のカードのことです。
専業主婦や学生など、収入のない家族でもカードを利用できるようになります。
家族カードを作るメリット
夫がゴールドカードやブラックカードを持っている場合は、家族カードを発行してもらうとよいでしょう。
一般会員よりも家族会員の方が年会費が安く済むのもメリットのひとつです。
結婚を機に寿退社して専業主婦になる方や、パートやアルバイトに転職して収入が減る方は、カードの職業変更手続きをしましょう。
ただし、その際にショッピング枠やリボ枠、キャッシング枠の減額をされる可能性があります。
また、自分名義で他のカードを作ろうと思っても、独身のときほど限度額が高くないことが多いです。
よって、結婚を機に収入が下がった方は、家族カードの作成をオススメします。
家族カードの作り方
家族カードに申し込む場合は、夫が契約しているカード会社の公式サイトにアクセスしてサイト上から申し込んだり、サイト上もしくはコールセンターから申込書を取り寄せる方法があります。
サイト上の手続きやコールセンターへの電話は、名義人本人がするのが鉄則なので、夫と一緒にいるときに手続きするといいでしょう。
離婚したときのクレジットカード手続き


離婚したときにも、クレジットカード手続きが必要になりますので、ご紹介していきます。
結婚時と同じ手続きが必要!家族カードに要注意!
必要な手続きは、基本的に結婚したときと同じです。
あのときと同じ手続きを繰り返すのは骨が折れますが、引き続きクレジットカードを利用するためにはやむを得ないので、速やかに手続きしてしまいましょう。
Q.離婚成立後の家族カードの利用については、支払い義務はあるのでしょうか?
不正利用に当たらないのでしょうか?回答者 高橋 淳 弁護士
→ 解約していなかった以上、カード会社に対する支払義務はあります。支払分は元妻に請求することができます。
なお、カードを解約しても、カード払い対象の契約が存続する限り、引き落としされることがありますのでご注意下さい。
離婚後の金銭トラブルを防ぐためにも、速やかに解約してしまいましょう。



トラブルは未然に防ごう!
姓を戻さない場合も手続きが必要?
婚姻中の姓をそのまま名乗ることも可能です。
その場合は、名義変更手続きをする必要はありませんが、住所変更や電話番号変更などは必要になるかと思います。
必要な変更手続きを速やかに行ないましょう。
離婚前の別居中によるクレジットカード利用について
法的に離婚はしていないけれど、別居中で信頼関係が無い状態というケースも少なくありません。
関係が壊れれば家族カードを使うのはNGに感じられる方もいますが、相手方の収入が自身より多く、かつカードの使用を認めているのであれば法的には問題無いとされているようです。
ただし、あくまで婚姻費用として生活費などの支払いについて配慮されているのみです。
嫌がらせのように貴金属など高価なものを買っていると、法的な争いにより、その後の生活費の支払額を減額される可能性も…。
出来る限りトラブルを避けるために、別居中などのクレジットカード利用は避けたほうがいいと言えるでしょう。
▼別居中のクレジットカード利用について
- 自身名義のクレジットカードなら一切問題ナシ
- 相手名義の家族カードは相手の了承があれば問題ナシ
Q.主人と離婚に向けて別居中です。
私は引き落としが主人の口座になっている家族カードを持っていますが、そのカードを使っても良いのでしょうか?離婚時に請求などされますか?回答者 川崎 政宏 弁護士
→夫が了解しているのであれば、利用は問題ありません。最終的には、婚姻費用の中で調整されるでしょう。
もともとは家族カードなので、包括的な同意はあるところなのですが、離婚に向けて別居中ということであれば、お二人の財布も別になり、信頼関係も壊れているので、微妙なタイミングといえます。
完全に信頼関係が壊れている場合は、カードの返却を求められたり、使用停止にされたりします。そこまでいかない場合は、婚姻費用を分担する代わりにカード使用は許容するということもあります。
ただ、無断で利用すると、もめる原因が増えるので、きちんと婚姻費用を請求して、カードは返す方が、話し合いはスムーズに進むと思います。



別居中にクレジットカードを使ってもいいよ!と言われても、問題を避けるために極力使わないほうがいいんだね!
結婚・離婚したらクレジットカードの手続きを忘れずに!
結婚・離婚時は、あらゆる手続きが必要になるので大変ですが、実はクレジットカードの変更手続きが一番簡単なのです。
速やかに終わらせて、新生活を満喫しましょう!